沖縄県の基本訓練

基本訓練の新着情報

基本訓練とは？

2010年のSTCW条約の改正（マニラ改正）に基づき、船員として身に付けておかなくてはならない個々の生存技術及び防火・消火の能力に関し、航海士及び機関士の能力要件に明示されました。
また、これらの能力の証明は5年ごとに求められます。

・参考：STCW条約に基づく船員の資格証明書等 - 国土交通省
・海事：STCW基本訓練について - 国土交通省
・さらに詳しくは”STCW基本訓練とは？受けないとどうなる？”

生存訓練（STCW条約コードA-6-1-1（1〜11））

1. 救命胴衣の着用及び使用
2. イマーションスーツの着用及び使用
3. 高所から水中への安全な飛び込み
4. 救命胴衣着用時における救命筏の反転復正
5. 救命胴衣を着用しての遊泳
6. 救命胴衣非着用時の着衣遊泳
7. 救命胴衣着用による救命筏への乗り込み
8. 救命筏内の初期行動
9. シーアンカーの取り扱い
10. 救命艇及び救命筏の備品取扱い
11. 無線設備を含む位置を知らせる装置の操作

消火訓練（STCW条約コードA-6-1-2（1〜10））

1. 各種持ち運び式消化器の使用
2. 自蔵式呼吸具の使用
3. 小規模火災の消火
4. 噴射及び噴射ノズルを用いた大規模火災の水消火
5. 泡、粉末又は他の適切な化学薬剤による消火
6. 泡が重丹生された区域への命綱のみの侵入
7. 煙の充満した閉鎖区域における自蔵式呼吸具装着しての消火
8. 炎及び煙の充満した居住区又は模擬機関室内における消火
9. 霧放射器及び噴射ノズルによる油火災の消火
10. 煙の充満した居住区において自蔵式呼吸具を使用しての救助

講習の様子（動画）

講習日程・お申し込み

消火訓練または生存訓練のいずれかのみ申込みたい方も、「予約」ボタンをクリックしてください。
次のページでいずれかのみを選択して予約できます。

料金・必要書類など

1. 1講習料

   コース	講習種類	受講料
   2日コース	生存訓練	55,000円
   	消火訓練	66,000円
   1日コース	生存訓練	44,000円
   	消火訓練	55,000円

   ※英文の修了証明書の発行にはそれぞれ1,100円が必要となります。

2. 2必要書類（各講習締切日までに提出してください）

   • 受講申込書

     ダウンロード

   • 健康状態申告書

   • 　　　・消火訓練

     ダウンロード

   • 　　　・生存訓練

     ダウンロード

   • 住民票、運転免許証の写し（現住所が確認できるもの）

   • 海技免状（航海・機関）の写し

3. 3注意事項

   • 訓練当日、体調及びその他健康状態を確認させていただき、体調不良と認められる場合は受講をお断りさせていただきます。

   • 訓練中に起こり得る事象(水の吸引・炎への接近等)に関しては自己責任とします。

   • 講習中及び緊急時は、講師含む講習スタッフの指示に従っていただきます。

4. 4開催及び中止の基準について

   • 訓練は北海道（苫小牧・函館）以外の地区での開催一回にあたり、６名以上での実施
     北海道（苫小牧・函館）は１０名以上での実施とさせていただきます。

   • 以下の気象条件のいずれかを満たす場合は原則として中止とさせていただきます。

     　　・風速10ｍを超え、その状態が持続する場合

     　　・視界700ｍ以下の場合

応急訓練・安全社会訓練のテキスト

※テキストは無償でダウンロードいただけます。

• 初歩的な応急手当に係る基本訓練（応急訓練）

  テキストダウンロード

• 個々の安全及び社会的責任に係る基本訓練（安全社会訓練）

  テキストダウンロード

企業・船会社の方へ

社員、船員の方など、大人数での基本訓練実施のご相談も承っております。

実施エリア：福岡、長崎、熊本、沖縄、兵庫（神戸）、京都（舞鶴）、広島、鳥取（境港）、四国（今治）、東北・中越（新潟）、北海道（苫小牧、函館）

ご希望の企業、船会社の方は、お気軽にご相談ください。

ご不明点・お問い合わせ

基本訓練について、ご不明な点がございましたら、下記の連絡先よりお気軽にお問い合わせください。